夫が動いてくれない!そんな時はどうする?

主婦の悩みでダントツに多いのが「夫が頼み事を聞いてくれない!」というもの。
休みの日なのに洗濯物をたたんでくれない、買い物を手伝ってくれない、子どもの面倒を見てくれない……無理やり頼み事をしても夫が動いてくれず、余計にイライラが溜まってしまうこともめずらしくありません。

男性は女性が思っている以上に鈍感な生き物。
感情をストレートにぶつけたところで、夫のほうもイライラしてしまい、結局はケンカになるばかりです。

実は、男性に気持ちよく頼み事を聞いてもらうには、ちょっとしたコツがあるんです。
メッセージの伝え方をちょっと工夫するだけで、男性側の受け取り方が変わり、同じ頼み事でもスムーズに聞いてくれるようになります。

お互いにストレスにならないための「頼み事の伝え方」について見ていきましょう。

トーンは冷静に!

男性に頼み事をするときは、冷静さを心がけましょう。
心の中ではイライラしていても決して顔には出さず、落ち着いたトーンで「やってほしいこと」を伝えれば、男性のほうも気持ちよく動いてくれるはずです。

人間誰しも、強い口調や上から目線で頼み事をされると、ついつい反発したくなります。
感情と感情をぶつけ合っても、幸せな結果にはなりません。
お互いに相手の立場になり、冷静に言葉を選ぶことができれば理想の関係に近づけるでしょう。

できるだけ具体的に伝える

男性への頼み事は、できるかぎり具体的に伝えましょう。
たとえば、ただたんに「部屋を片付けておいて」と伝えるのではなく、「5時までに洗濯物を片付けておいて」とタイムリミットも添えて伝えることで、男性のほうもやる気が出ます。

子どもがいるのなら、子どもを参加させてみるのもひとつの方法です。
「お父さんと一緒に洗濯物を干してごらん」と子どものほうに伝えれば間接的になりますし、言い方もやわらかくなるので男性のほうも動きやすくなります。

ポジティブな理由を添える

頼み事を男性に伝えるときは、ポジティブな理由を添えてみると効果的です。
一方的にただ「これ、やっといて」と伝えるよりも、「夕食の後でふたりでゆっくり話したいから」などと、男性側も一緒にポジティブになれるような目標を伝えることで、男性にとってのモチベーションにもなります。

そのためには、日ごろからのコミュニケーションが大切です。
仕事で忙しくても毎日30分は夫婦でゆっくり話す時間をつくる、家族のLINEグループでこまめにコミュニケーションを取る、週末は夫婦で出かけるようにする……。

普段から意識的に夫婦の時間をつくっておくことで頼み事もしやすくなり、男性のほうも自然な気持ちで協力しようと思ってくれるはずです。