コミュニケーションのとり方

幼稚園の先生といい関係を保って、相談しやすい環境を作りたいと考える人が多いことでしょう。
時には幼稚園で友達や先生に迷惑をかけて、関係が崩れてしまうかもしれません。
親としても幼稚園での過ごし方を聞きたいのに、関係が築けなくて聞きにくかったらもったいないです。
だからこそ、コミュニケーションを取るために本音で話し合ってください。

幼稚園の先生も数十人いる園児を1人で見守るのは大変です。
職場で支えるのはもちろんですが、親にも協力してほしいし、ママ友やパパ友のような横のつながりも作ってほしいと願っています。
できるだけたくさんの人が息と歩みを合わせて園児の成長を手助けすれば、生きる力が身について立派に成長するのです。

だからこそ家庭や幼稚園の様子を本音で情報交換することを互いに求めているので、結果的にコミュニケーションを取ることができます。
では、より良い関係を築くにはどうしたらいいのでしょうか。
以下で説明するので、参考にしてみてください。

オープンマインド

さらけ出し、受け入れる心を持つことをオープンマインドといいます。
園児はどうしても失敗を繰り返してしまうので、仕方がないです。
そもそも失敗しない人なんて、園児に限らず大人だってそうそういません。

だからこそ、親は自分の子どもが完璧で素晴らしいという見栄を張ったり、先生から子どもの失敗を報告されても怒って反発してはいけません。
まず、子どもは親が喜ぶことを実現しようとします。

例えばサッカーを習い始めたとしましょう。
子どもはサッカーが好きでやってる気持ちもありますが、サッカーをやって褒めてくれる親がいるからやってる気持ちにもなります。
つまり、親が子どもを完璧だと主張すれば、子どもは頑張って完璧になろうとするのです。
すると子どもの心や身体の負担が大きくなって成長を阻害するため、嘘をつかずに報告が必要になります。

また、先生から子どもがいじめてた話を聞いても、まずは信じて子どもと事実確認をしましょう。
さらけ出すことと、受け入れることを柔軟で大きな器を持って対応してください。

お迎えの時間で話す

先生と親が話すチャンスとして、お迎えの時間を活用してください。
先生は親が来るまで園児を教室から出ないように管理しています。
これは道路に飛び出したり、行方が分からなくなったりするのを避けるためです。

先生にお迎えを呼ばれたら子どもがすぐ来てしまい、先生と話す時間がないと思うでしょう。
しかし、園児はお迎えを待っている間は遊びに夢中です。
お迎えを呼ばれても遊びを辞められなかったり、一緒に遊んでいる友達と離れるのが寂しかったりします。

その間は強制的に先生と親が待機している時間ができるので、今日の出来事なんかを聞いて子どもの生活を聞いてみましょう。
幼稚園ではよく起きるシーンなので、そこまでハードルが高いものではありません。
緊張せずに気軽に聞くだけなので、リラックスして臨んでみてください。

好奇心を持って接する

好奇心を持って接すると、先生とより良いっ関係を築けます。
好奇心ゼロで迎えにいくのもだるく、さっさと家に帰りたい親の場合、先生も気遣って距離を取ってしまうでしょう。
それよりも好奇心を持って今日の出来事や子どもの過ごし方、お友達はできたのかなどを聞いた方が、子どもに対する親の愛情が先生に伝わります。

また、家以外で過ごす自分の子どもはどのように過ごしているか気になりませんか。
子どもは親がいるから話しかけてきたり、ご飯を上手に食べようとしたりします。
例えば、親の前だと嫌いな野菜を食べようと努力しますが、幼稚園だと親がいないから残しているのかもしれません。
そんな過ごし方を好奇心持って聞いた方が、先生だけではなく子どもとの理解も深まっていきます。